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GCP海外短期研修報告(平成24年度)

GCPでは、1年次終了時に給付型奨学金による海外短期研修を実施します。3期生は、平成25年2月10日より24日までの2週間、フィリピンのキャピトル大学、フィリピン大学、デ・ラ・サール大学等で研修を行いました。

生きた英語を学び、即戦力の英語コミュニケーション力を鍛える

 海外研修は、実践的な英語コミュニケーション力を磨く絶好の機会です。今回の研修では、GCP生はキャピトル大学をはじめ、フィリピン大学、アジア開発銀行などにおいて、フィリピンの諸事情やグローバリゼーション、開発途上国の問題に関する講義を英語で受講し、講義終了後には、専門的な分野に関する活発な質疑が繰り広げられました。また、キャピトル大学では、英語によるフィールド・リサーチを行い、質問調査やアンケートを収集し、リサーチの最終日には、GCP生がリサーチ結果を英語で発表しました。GCP1年間を通して身につけた英語力をさらに磨き、コミュニケーション力が一段と向上する研修となりました。

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フィールド・リサーチを通し、アカデミック・スキルを高める

 フィールド・リサーチは、1年次後期のプログラムゼミと連動し、アカデミック・スキルの向上を目指します。プログラムゼミでは、フィリピンに関する「海外投資と経済発展」、「女性の社会進出」、「児童労働の学習への影響」等の課題テーマを設定し、事前に資料収集と分析を行いました。今回の研修は、日本での事前調査に基づき、企業や役所、病院、学校などでの調査を実施し、現実的視点に立脚した分析を行いました。調査に先立ち、調査手法とデータ分析、プレゼンテーションに関する講義を受け、各リサーチグループには、教員がメンターとしてサポートし、より一段と専門的かつ高度なリサーチスキルを修得することができました。

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文化の多様性を学び、国際的な教養を修得する

 異なる文化を理解し、尊重することは、地球市民にとって不可欠の資質の一つです。グローバル化が進む近年、様々な分野において国や地域間の交流が求められ、異文化と触れ合う機会が増えています。フィリピン大学の「国際化」に関する講義では、文化を“理解する”とは、その文化を形成した人々や国・地域の歴史を理解し、文化の起源と、現在の文化に至る過程を知るということを認識しました。研修の全期間を通し、GCP生は、異なる民族、宗教、文化、伝統と触れ合い、国や地域の持つ多様性を知り、その多様性を尊重する重要性を学び、地球市民に求められる素養を磨きました。
平成24年度海外短期研修スケジュール
現地滞在 研修内容
1日目 フィリピン国カガヤン・デ・オロ市到着
2日目 キャピトル大学研修開講式、フアレス学長特別講演
2日~3日目 リサーチ手法講義受講
4日~5日目 フィールド・リサーチ
6日~7日目 リサーチ・プレゼンテーション作成
8日目 カガヤン・デ・オロ市郊外視察
9日目 プレゼンテーション発表 / キャピトル大学研修閉講式
10日目 フィリピン国首都マニラ市へ移動
11日目 パヤタス視察、「パアララン・パンタオ」訪問
12日目 フィリピン大学訪問・特別ワークショップ
13日目 アジア開発銀行訪問・特別講義受講 / デ・ラ・サール大学訪問
14日目 マニラ市視察
15日目 日本へ帰国

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主要研修訪問先

フィリピン大学

 フィリピン大学は1908年に創立されたフィリピン初の国立大学であり、現在約5万人の学生が学んでいます。創価大学とは1988年に学術交流協定を締結して以来、教員・留学生の相互派遣を行い交流を深めてきました。研修では、創価大学に交換教員として派遣されていたシルバノ・マヒオ教授が「国際化」に関するワークショップを開催し、GCP生は複眼的な視点から「国際化」について考察し、「異文化コミュニケーション」の重要性と課題を学びました。

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デ・ラサール大学

 デ・ラ・サール大学は1911年にフィリピン初のキリスト教系学校としてマニラ旧市街に創設されました。現在では、国立フィリピン大学と並ぶフィリピンの名門大学となっています。1997年にデ・ラ・サール大学は、創立者池田大作先生に対し、「名誉人文学博士号」を授与しています。今回の研修では、日本語研究会の学生が流暢な日本語でプレゼンテーションを行い、一緒にフィリピンのダンスを踊るなど、友好を深める有意義で充実した研修となりました。

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アジア開発銀行

 アジア開発銀行(ADB)は、アジア・太平洋地域における経済発展を促進することを目的に1966年にマニラに設立されました。現在3名の創価大学卒業生が経済開発・投資分野の専門家として働いています。研修では、そのうちの一人の帯刀良信さんが、アジア開発銀行の業務内容や国際機関で求められる能力やスキル、そして自身のキャリアパスについて講義を行いました。GCP生にとって国際機関の実際の仕事場を肌で感じる、貴重な経験となりました。

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パアララン・パンタオ(「思いやりの学校」)

 パアララン・パンタオは、ケソン市郊外のごみの山が広がるパヤタスにある、学校に行けない子どものためのフリースクールです。貧困などの理由により学校に行けない子どもたちのために、レティシア・レイエス先生が1989年に開校し、現在400名近い子どもたちが通っています。学校で学ぶ子どもたちは目を輝かせながら学ぶ喜びにあふれていました。子どもたちとの触れ合いを通し、貧困という問題を深く考察すると共に、教育の重要性を学びました。

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研修参加者の声

 この研修を通じて、1年間学んできたことを仲間達と共にフィールド・リサーチやプレゼンテーションの作成・発表を通じて実際に試すことができたのは最高の機会でした。また、フィールド・リサーチでの学校訪問を通じて現地の教育の現状を知ると共に、アジア開発銀行での講義を通じて、「教育は貧困撲滅への主要な手段」ということを学び、教育の重要性を実感することができました。また、フィリピン人の家族の絆や他者への思いやりの心など、実際に行かなければ分からなかったことも知ることができ、様々な側面から世界を知ることの重要性と楽しみを体感できた研修でした。
村田 誠一(経済学部)

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